
代表挨拶
左官という仕事は、ただ壁を塗る作業ではありません。
材料の表情、現場の温度や湿度、光の入り方――
そうした条件を一つひとつ「手」で読み取りながら、“いちばん良い仕上がり”を探っていく仕事です。
だからこそ、どれだけ時代が変わっても、最後の決め手は「人」であり、「職人の感覚」そのものだと考えています。
だからこそ私たちは、 「誠実であること」 を何より大切にしています。
今、三東工業として力を入れているのは、 若い世代に “技術” と “姿勢” の両方を伝えていくことです。
左官の世界は、一朝一夕で身につくものではありません。 鏝の角度、力の抜き方、材料の締まり具合―― そのどれもが、現場での失敗や成功の積み重ねの中で、少しずつ身体に入っていきます。
三東工業では、経験の浅い職人には先輩が横について、工程ごとに丁寧に伝えるよう心がけています。 自分の手で仕上げた壁を見て、若い職人がふっと笑う瞬間。 その表情を見るたびに、 「この技を次の世代につなぐ価値がある」 と、あらためて感じます。
私たちは、受け継いできた技を守りながら、 時代に合わせた新しい表現や工法にも積極的に取り組み、 地域の皆さまに 「任せてよかった」 と感じていただける仕事を続けていきたいと考えています。
三東工業株式会社
代表取締役 増田 一孝